サッカー・フットサルを愛する皆様
お元気でしょうか。
あっという間に夏も終わり金木犀の匂いが漂う素敵な季節になってきました。
この時期になるとリュックサックとスパイクだけを持ってペルーに行った日を思い出します。
<<出発したのは9月11日でしたがww
そしてサッカー日本代表もアギーレ監督になり新しくスタートしましたね。
賛否両論とびかっておりますが 笑
つい先日、若い頃から大変お世話になってる俳優の勝村政信氏とフットサルをした後一緒に飲んだ際、「日本の監督に何故ならないのか?」という議題が出ました。
人が何かを伝える時にメールや電話などの手段がありますが、一番は面と向かって言葉で話す事ですよね。
それに比べると通訳を通じて言葉を伝えてる状況が果たして戦術理解度を上げるのかと・・。 まあ白熱しましたがそこで闘将勝村氏が口を開く
勝村氏 「たしかに日本の監督の方がいいに越したことはないんだよ。 でも海外で監督をした実績のある人がいないから経験豊富な海外の監督を採用せざる得ない」
。
。
。
言われてみれば確かにそうだ。 から揚げに箸を延ばそうとした手が止まった。
唯一岡田さんが中国で監督をしてましたが、アジア枠。
本場ヨーロッパでの経験をした監督というのは聞いたことがない。
これは時間がかかるなあ・・・・
とその日の話はそこで終わり
数日経ったある日の事
H氏から連絡があり、久々ランチをしました。
そして週末 勝村氏とこんな話をした事を言ったら驚くべき事実が発覚したww
その前に驚いた事がもう1つあったのですが、H氏のお兄様が現在ヨーロッパのチームの監督をしているという事だ。
なんだ! いるじゃないか。
その時 ふと思ったのも束の間、実際現状はとても苦労をされてるようなんです。
何故かと言うと
日本でS級ライセンスを取ると監督になれる資格がもらえるのはご存知の方も多いと思うが、(取得するのはめちゃくちゃ大変なことなんです)
その効力があるのはAFCが管轄にあるアジア圏内のみなのだという事実。
という事はヨーロッパで監督になるためには??
となるのだが、それはUEFAのS級ライセンスを取らなくてはいけないらしい。
当初AFC圏内でS級を取ればUEFA圏内でも同等の資格だとAFC側に言われ、ポーランドへ渡ったがそれをUEFAのプラティニ会長らは全否定!
簡単に言うと
「アジアとヨーロッパを同じレベルで見るな! 」
という状況。。
結果日本で取ったS級ライセンスではまだなれないという状況のようだ。(取得するのはめちゃくちゃ大変なことなんです)
これを打開するにはヨーロッパで何年も滞在してUEFAでS級ライセンスを取らなくてはならない。
ただでさえ日本で取るのもとてつもなく大変な事なのにそれをヨーロッパでしかも言葉の壁を乗り越えて取らなくてはならない。(取得するのはめちゃくちゃ大変なことなんです)
実際オランダに家族と一緒に渡った元サッカー選手のF氏もとても苦戦してるという。
僕らが思っているほどまだまだ世界は日本のサッカーのレベルを下に見てるし、何も知らないのが現状。
そしてアジア全体のレベルも低いという評価のままであること。
「井の中の蛙」 これが現実だ。
少しは世界に近づいてるのかな? と思ったら大間違い。
確かに最近になって海外でプレーをする選手は増えてきたが、世界から比べたらまだ少数だしまだまだだという事。
そりゃ新全試合で4得点入れたネイマールも日本選手に対してあきれるのも分かる。
「恰好ばっか気にしてて必死さが伝わってこなかった。放映権・広告が取れればそれでいいのかな。。」 試合後インタビューに答えたネイマールの言葉はあながち間違ってないと思う。
日本のサッカーに携わってるすべてがまだまだだという事なのかもしれない。。
しかしH氏は2014年8月からヨーロッパのチームの監督をしながらS級ライセンスを取るために奮闘している。
まさにパイオニアだ
今は小さな一歩かもしれないし、時間のかかる事かもしれないけど、
遠い異国の地でこの兄弟は大きな偉業を達成するための一歩を確実に歩きだしている。
ここの理念に関しては自分も共感してる所があり、元々ブランドを始めた時ずっと思っていたのは国内発信のブランドで海外のサプライヤーをしている所が全くなかった。
自分は監督はおろか選手で海外に日本のサッカーを伝え続けてていく事は夢かなわなかったけど、洋服という分野で世界に知ってもらおうと思い始めたのがきっかけだった。
無論先ずは国内もサポートしなくてはですけどね笑
サッカーの面白さって人前でプレーする人間・観る人間が1つになった時が最高の瞬間であると僕は思います。
その為には少しでも日本のサッカーが国内でもっと盛り上がり、そして世界に発信出来るレベルになるためには選手だけではなく、
ブランド・監督・マネージメント・コーチ陣その他多くのサッカーに関わる人や物や企業が一歩を踏み出して実績を残していくべきだと感じます。
この出会いは僕の理念を目標から現実に近づけてくれる大きな出会いになりました。
これからのH氏に乞うご期待ください!
blog
http://ameblo.jp/kei-hoshikawa/
soccerjunky.com